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消しゴムを使ったスウェード素材白スニーカーの手入れ方法を専門家が伝授！
春夏ファッションをさわやかにまとめてくれる白スニーカー。暖かくなるこの季節に白スニーカーを履くと、気分も晴れやかになりますよね。とはいえ、白スニーカーといえば、汚れが目立つということで、どうしても敬遠してしまう……という人も多いのではないでしょうか。
そこで、白スニーカーの気になる汚れ、消しゴムタイプのクリーナーなどでケアする方法について、靴磨き・靴のお手入れ用品全般を製造・販売している（株）ジュエルに、徹底取材。スニーカーの素材別やケア方法別に、お話を伺いました。
今回は、“スウェード素材” の白スニーカーのケア方法＜消しゴム編＞についてご紹介します。
白スニーカーの手入れ方法STEP 1：“防水スプレー”で保護するのが鉄則
「シューズを購入したら、まず防水スプレーを！」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
特にスウェード素材はツヤ革素材のように表面が塗装されておらず、線維がむきだしになっています。汚れが線維の合間に入り込みやすく、雨などで濡れると、水と一緒に汚れが線維に染み込んでしまうのです。
そこで繊維を保護するために、買ったら“防水スプレー”をすることが必須！ キレイなうちに防水スプレーをしておくと、水をはじき、汚れの吸着を防ぎます。少しの汚れぐらいなら、ブラシだけで簡単に落とせてしまいますよ！
ただし、一言で防水スプレーといっても、その種類は様々。スウェード素材の靴に使用をオススメするのは、保湿効果のあるタイプ。通常の防水スプレーの効果に加えて、不足しがちな油分を補い、革をしなやかに保ちます。
スプレーは、片足3秒ずつくらいを目安に噴霧して使用します。フッ素樹脂が入っているためスプレーを吸引すると危険です。屋内での使用は避けてください）。
JEWEL
ジュエル 1923 ウォータープルーフスプレー
白スニーカーの手入れ方法STEP 2：消しゴムタイプのクリーナーでポイント汚れをオフ
防水スプレーをしていても、もちろん履いていると汚れが付着してしまうことがあります。軽度な汚れであれば、こちらの消しゴムタイプのクリーナー“スエードヌバッククリーナー”が便利。
これで汚れた部分をこすります。研磨剤が入ったクリーナーなので、削ったときに出る細かい粉が毛の奥まで入り込み、汚れを付着しながらこすり取ります。
スウェード素材に、ゴシゴシこすっても大丈夫なの？ と思うかたも多いかもしれませんが、実はスウェードって線維自体が太くて強いんです。だから、摩擦にも強いです。こすり取ったくらいでは、スウェードのふわふわ感がなくなったり、つぶれてしまったりすることはありません。
また白スニーカーは、ソールがきれいだとピカピカに見えるもの。ソールのケアを重点的にすることをオススメします。
ジュエル スエードヌバッククリーナー 330円（税込み）
こちらが、“スエードヌバッククリーナー”。汚れが目立つところを軽くこするように使用します（※強くこすると素材を傷める場合があります。目立たない箇所で一度テストしてからご使用ください）
JEWEL
ジュエル スエードヌバッククリーナー カラーレス
白スニーカーの手入れ方法STEP 3：仕上げにブラシで汚れをかきとる
消しゴムタイプのクリーナーで汚れを落としたら、ブラシで汚れをはらい落とします。
こちらのブラシは、スウェード専用のもの。両面がブラシになっており、ナイロン素材とゴム素材でできています。ナイロン素材の面は、スウェードの毛を整えてくれるもの。ゴム素材の面は、スウェードの毛が寝てしまった場合にふわふわに起こしてくれるためのものです。まわりの突起は、ステッチやコバなどの細かい隙間のお手入れ用に使用できます。
先ほども申し上げた通りスウェードは線維が強いので、ある程度強めにこすっても大丈夫です！
スエードハンドルブラシ 550円（税込み）
ブラシで汚れを払い落とすと、汚れを吸着した粉がたくさん出ます。ケアをする際は、新聞紙などを敷いて行いましょう。
JEWEL
JEWEL スエードハンドルブラシ ホワイト
たったの3ステップで、気になる汚れが真っ白に。新品同様に、復活しました！
スウェード素材の白スニーカーのケアには、「防水スプレー」「消しゴムタイプのクリーナー」「スウェード専用ブラシ」の3点セットがあれば、ばっちり！ ただ、汚れが酷い場合は、これで落ち切らないこともあります。そんな場合に、オススメのアイテムが靴専用の液体クリーナー。次回は、クツセッケンの使いかたをご紹介します。
