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富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

2019.11.11

今回開催された『TRAIL-JAM 2019』は、アウトドアのコアユーザー以外でも楽しむイベント。例年開催されるトレイルランニング・MTBだけでなく、近年競技規模を拡大しつつあるロゲイニングを取り入れてリニューアルしました。

今回で7回目となる同レースですが、会場は都心からも近く、高速道路からもアクセスもいい静岡県の御殿場高原・時之栖に変更。富士山を眺めながら参加できるのも嬉しい。また、アウトドアのライト層向けにトレイルリレーや宝探しとロゲイニングをミックスしたアドベンチャーランも新たに。メイン会場では御殿場高原ビールを用意。リラックスしたアウトドアシーンと富士山を堪能しながら、競技に参加していなくても楽しむことができます。

富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

しかし、今回は台風の影響を受けて一部規模を縮小。新しく始まったロゲイニングと、ファミ“リース”ランのみの開催となりました。気候に左右されるなか難しい判断だったと思いますが、当日は晴天に恵まれ、楽しそうに過ごす参加者が印象的でした。

BEER アドベンチャーラン(3時間・5時間)

時之栖をスタートして地図を片手に御殿場と裾野の町と山々を巡る、『新感覚スマート ロゲイニング』。事前に配布された地図には、チェックポイントが写真で掲載されています。

富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

そのチェックポイントを訪れ、事前にスマホにいれたアプリを立ち上げて、同じ構図で写真を撮る。その写真が認められれば、地図に記されたポイントがゲットできる仕組み。どのチェックポイントを訪れ、どれだけ獲得するかはそのチーム次第。限られた時間内にゴールできないと、1分遅刻で20ポイント減点となるので、現実的にまわれるコースを瞬時に判断しなければなりません。

富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

なお、一部チェックポイントでは御殿場高原『ビール』引換券がゲットできるため、無理にでもここのチェックポイントを入れたくなる気持ちもあるのです。

普段、巡ることない御殿場方面を晴天のなか、歩いたり、走ったり。車だと一瞬で過ぎ去ってしまうロケーションも、こうやってゆっくり進むことで得られる感覚があります。ひっつき虫が足について笑ったり、道を間違えて笑ったりと、都会ではなかなか得られないものがありました。

富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

ファミ“リース”ラン(3時間)

リースのパーツを探しながら、家族で楽しむ『スマートロゲイニング』。親子で相談してより多くのチェックポイントを巡り、素敵なオリジナルのリースと楽しい思い出をゲット!

富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

3時間トレイルリレー

今回中止となったレース。1周約2km程度(予定)のトレイルコースを3時間で何周できるか競い合う『リレーマラソン』。レースはソロとリレー形式の2種類。仲間と一緒にゴールの瞬間を迎えると盛り上がりそうですね。

TRAIL-JAMの魅力を主催者に聞いてみました。

「アウトドアフィールドの中で、子どもから大人まで楽しめるイベントであることが特徴です。また、参加賞がビールというのはあまり見ない大会ではないでしょうか。御殿場高原の時之栖が会場ですので、ビールはもちろん美味しい料理・スイーツがあったり、近くの温泉施設、宿泊施設を利用して、家族や仲間でゆっくり過ごしてもらえたらと思います。今回はないのですが、今まではキッズランニングバイクの盛り上がりが凄かったです。競技する子どもも、応援するご家族も真剣そのもので、一生懸命打ち込んでいたことが印象深かったです」

富士山のふもとでロゲイニング、家族や仲間と楽しむ『TRAIL-JAM』

これまでのTRAIL-JAM参加者の男女比は8:2ぐらいで、30代が30%を占め、40代が25%、20代・50代が10%といったところ。多くのファミリー層が参加していることがうかがえます。来年の開催が楽しみなTRAIL-JAM。次は、家族や仲間と一緒に参加してみませんか。