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メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

2020.07.27

シューズの数だけ物語がある。また、そのシューズを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。

普段から多くのシューズに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのシューズを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のシューズ、今回は『メレル(MERRELL)』の『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス<CHAMELEON 8 STORM GORE-TEX>』です。

ブランドマーケティング部マーケティング・メレルPRの田中祐介さんが、アーバンアウトドアスタイルの先駆けとして誕生から約20年、ハイキングシューズとして更に進化した一足について語ってくれました。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

ブランドマーケティング部マーケティング メレルPR
田中祐介さん

歴史的アイテムがアップデート! 機能性・履き心地も向上

――『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』はどんなスニーカーですか?

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

お気に入りの1足は、20年春夏の目玉として発売したカメレオンストームの最新作『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス<CHAMELEON 2 STORM GORE-TEX>』なのですが、まずはハイキングシューズとして確固たるポジションを確立している『カメレオン<CHAMELEON>』の歴史についてお話させてください。

カメレオンは、今から約20年前の2001年にデビューし、当時からその独創性あるコンセプトが最大の特徴です。歩くスピードだけでなく、トレイルのコンディションや地形など、変化するコンディションに柔軟に対応する特性は、まるで爬虫類のカメレオンが周囲環境に合わせて体色を変えていくかのようだというところが、『カメレオン(CHAMELEON)』と名付けられた理由となっています。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

また、国内でカメレオンが一躍注目を集めたのは、2006年にカラフルな『カメレオン 2 ストーム<CHAMELEON 2 STORM>』の登場によるものです。それまでになかった斬新な色使いは、日本のフェスシーンで大いに評価され、爆発的な人気を獲得。以降、ビビッドな色合いで目を引く日本限定カラーが発表されるなど、独特のカルチャーを生みだしてきました。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

このような背景のもと、カメレオンはタウンでもトレイルでも常に同じシューズで歩き通すことができる、使用状況を気にかけなくても良いという気軽さが売りとなり、今でいう“アーバンアウトドア”スタイルの先駆けとなりました。そしてカメレオンは、多くの人々のライフスタイルに溶け込むメレルのトップセラーシューズのひとつとして、今も君臨し続けています。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

そんな歴史的アイテムに、今期最新アップデート作『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』が登場しました。今期最大の売りは、パフォーマンス性のアップデート。現在のヴィブラムソール性能から、更なるアップグレードを成立させ、優れたグリップ力と耐久性の両立を実現したヴィブラム社最新ソール『Vibram XS TREK EVO』を搭載。また、透湿防水性に優れたゴアテックスメンブレンの採用はもちろんの事、あらゆる角度からハイキングシューズスペックに磨きをかけ、革新性、先進性を備えたハイキングシューズとして生まれ変わりました。

優れたデザイン性に加え、足入れの素晴らしさ

――譲れないお気に入りのポイントは?

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まずはそのデザイン性です。全体感としてハイキングシューズとしての無骨さが残っているものの、アッパーは『ラギッドメッシュ』と呼ばれる縞鋼板(しまこうはん ※鉄鋼製品の一つ)デザインのメッシュが採用され、その強度が感じられる反面、見た目のシンプルさと緻密な形状がスタイリッシュな印象を演出してくれます。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

カラーについては、カメレオンといえばカラフルなイメージがありますが、今期は何と言ってもブラック。アッパーからライニング、ソールまで全てブラックでまとめた“トリプルブラック”がクールな印象で、タウンでもかっこよくキマるアーバンアウトドアスタイルにもってこいの1足です。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

優れたデザイン性に加え、最後に付け足しておきたいのは、足入れの素晴らしさ。足を入れたときに感じる“堅牢(硬くて頑丈)なハイキングシューズ”とは思えないスムースなフィット感は、一日中快適な歩行をサポートします。

初めての野外フェス、雨でも快適、疲れない靴

――『カメレオン』とのストーリーを教えてください。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

カメレオンについて私が個人的に忘れられない、強く印象に残っていることは、それまで全く縁のなかったアウトドアシューズを初めて履いて野外フェスに参加した時の事です。

何も知らずにただ「フェスにはこれ!」という感じで選んで履いた『カメレオン』は、かっこよくフェススタイルを決め込んでいる大人たちと肩を並べられた気分になりましたね。それだけで高揚感を感じたことを覚えていますが、なにより驚いたのは急な悪天候に見舞われたとき。

不運にも開始早々の雨に見舞われ、周りの仲間たちのスニーカーが泥だらけでグチャグチャになり困っている一方で、完全防水の意味すら分かっていなかった自分の足元は、いくら雨に降られようとも何時間経とうとも全く濡れず、ドライの状態が保たれていました。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

そして、朝から晩まで我を忘れてライブを楽しんだ仲間たちがクタクタになっている横で、何故か自分はあまり疲労感を感じていない、不思議な感覚に陥りました。その時、初めて分かったことは、“アウトドアシューズ”というジャンルは、ただ靴のデザインでオシャレを演出するモノでなく、自然環境のもとで起こるあらゆる現象を考慮して、目的をもって作られたものであるということ。

メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』の物語【メレル担当者がスニーカーを語る】

靴に機能があるというと、“履きやすい”、“疲れにくい”ことが一般的ですが、一度アウトドアシューズを履いてみると、それらを超越する何かに必ず出会えます。デザインの多様化をはじめ、値段が安い、高いなど、色々な選択肢がある現代ですが、未だ機能を持ったアウトドアシューズを履いたことがない、特に若い方々には是非一度チャレンジしてもらいたいです。その際は、機能、デザイン共に他に差をつける『カメレオン』が何よりオススメです!

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