0

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

2022.12.30

例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。

……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。

あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。

本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。

あの頃の定番スニーカー・コンバース『ジャックパーセル』の魅力

今回話を聞いたのは、『コンバース(CONVERSE)ジャックパーセル<JACK PURCELL>を愛用している@newtmkさん。

――購入した理由やキッカケは?

キッカケの大部分は、ニルヴァーナのカート・コバーンが履いていた影響がとにかく大きいですね。昔から音楽が好きで、カートは自分にとってアイドルだったので。それで真似したのがキッカケです。そのあと、いろいろなスニーカーを履くこともありましたが、いまではほとんどジャックパーセルしか履いていません。もうこれは自分にとって縛りのような、運命のようなものです。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

――お気に入りのポイントは?

とにかくシンプルで普遍的なデザインと、服に合わせやすいところ。機能の面でいくとベーシックなオールスターよりもソールが厚くて安定感があるところです。最近は梅雨時になると撥水加工されたものや、「GORE-TEX」仕様のものもあるので助かってますね。あとは「Polar」とコラボモデルがあったり、遊び心を出せるところも好きです。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?

普段はデニムに合わせることが多いですが、とにかく定番カラー3色「ブラック」「ブラックモノクローム」「ホワイト」をひたすらサイクルして履いています。その日の服のカラーと合うようにスタイリングしますが、トップスとパンツがブラックのスタイリング時にスニーカーもモノクローム合わせてオールブラックにしたり、ホワイトを合わせて少し外しを楽しんだりと、その日の天候とか気分で変えたりもしていますね。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

――kicksラバーになったキッカケは?

やはり好きなアーティストが履いていたことと、ストリートやスケーターカルチャーの影響も少しあります。エピソードで言えば、イギリスのロックバンド「ストーンローゼズ」のギタリスト、ジョン・スクワイアのアートワークを真似してペンキ塗れにしてそれを普通に履いてましたね。若かったです(笑)

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

――あなたにとってスニーカーとは?

うまく言葉が紡ぎ出せないですが、どんなときでも出かけるときは履くので、友達のような相棒のような感じです。もはや高価なインポートやハイブランドの服を着ているときも、基本スニーカー。なのでファッションやアイテムというより、昔の自分や世界と繋げてくれる存在でもあるし、アイデンティティの一つでもあります。

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください

現代(いま)と違って、多様性が少ない時代だからこそのトレンドがあったと思うんです。それはファッションだけでなく、音楽とかアート、カルチャーや世相とかも含めて。それはある種、魅力的だなと感じる部分でもあります。今は多様性があってSNSとか情報を引き出すことができるので、90年代のファッションを取り入れたり、他の人の、それこそ世界中の人たちのファッションを参考にできたりするので、振り幅が凄いですよね。90年代ってもちろんスマホもないですしネットも普及していない時代だったので、雑誌やテレビの情報がほとんどで、テクノロジーの進化とともにファッションの在り方とか、価値観がもうぜんぜん違うものになっているなと感じます。当時は雑誌全盛期だったので書店で目当ての雑誌を探すときのドキドキが懐かしいですね。自分の場合はファッション誌より「ロッキング・オン」とか音楽誌をみて、ファッションの参考にしていましたが(笑)

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】アートやカルチャーの匂いも感じる・コンバース『ジャックパーセル』

あの頃の定番スニーカー・コンバース『ジャックパーセル』とは

1935年に誕生。カナダの伝説的バドミントンプレイヤーであるジャック・パーセル氏にちなんでその名がつけられました。バドミントンだけではなくテニスプレイヤーなどアスリートにも浸透する一方、ジェームス・ディーン氏やカート・コバーン氏にも愛されたことで知られています。モデルトゥに刻まれた「スマイルライン」やヒールパッチのロゴ下の「ヒゲ」が特徴で、そのシンプルで洗練されたデザインは、今もなお普遍的な人気があります。

converse

ジャックパーセル

商品をチェック

converse

ジャックパーセル

商品をチェック

CONVERSE

ジャックパーセル US カラーズ

商品をチェック

コンバースのアイテムをチェックする