【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】絶対にキマる・ヴァンズ『オールドスクール』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『オールドスクール』の魅力
今回話を聞いたのは、『ヴァンズ(VANS)』オールドスクール<OLD SCHOOL>を愛用している@ogi_gram_25さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
33歳、会社員をしています。仕事が私服での勤務のため、気分を変えるために毎日違うスニーカーを履くようにしています。
――購入した理由やキッカケは?
持っているパンツのバリエーションが多く、その中でもフレアパンツやカーゴパンツなどデザインのあるパンツが好きなので、どんなコーディネートにも馴染むヴァンズのオールドスクールなら失敗しない。履き潰しては、買い替えています。
――お気に入りのポイントは?
自分の好きなカラーの一つでもあるカーキの配色に一目惚れしました。飽きのこないカラーリングが気に入っています。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
ボリュームのあるワイドパンツには、すっきり見えるのでよく合わせています。アウターやジャケットにカーキを羽織ることが多いので、足元にカーキを合わせてカラーを拾うように意識したりします。
――kicksラバーになったキッカケは?
スニーカーは詳しいわけではありませんが、高校生の頃からヴァンズのオールドスクールはずっと履き続けているスニーカーの一つです。そのときの気分でデザインやカラーにビビッとくるものがあれば、買っていました。その反面で人と被りたくない!という気持ちもあり、靴ひもを変えてみたり、最近だとシューキルトを付けてカスタムしています。初めて会った人からもよく聞かれることも増え、会話のきっかけにもなりました。
――あなたにとってスニーカーとは?
日常生活になくてはならない存在であり、いつも気分を上げてくれる存在です。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
自分が生まれた年代のファッションをしてみたい願望と、スニーカーが主役である印象があります。当時流行していたスニーカーは持っていませんが、いつか挑戦してみたいです。
あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『オールドスクール』とは
スケート・ストリートカルチャーをリードするスニーカーブランド『ヴァンズ』の代表的なモデル。スニーカーラバーなら誰しもが1足以上は所有、特段そうでなくともその履きやすさと合わせやすさから愛用しているという人も多い、あまりにも有名すぎる逸品。デビューは、1977年。創業者のポール・ヴァン・ドーレンによるランダムなスケッチからデザインされ、ヴァンズのアイコンでもあるシグネチャーラインがはじめて採用されました。デビューも多くのスケーターたちの支持を受け、スケートボードで磨耗しやすいパーツに補強を入れたりとモデルチェンジを重ね、アップデートし続けています。