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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】無駄のない配色とデザイン・リーボック『クラブシー』
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【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】ローテクで野暮ったくてスタンダード・リーボック『クラブシー』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・リーボック『クラブシー』の魅力
今回話を聞いたのは、『リーボック（Reebok）』クラブシー＜CLUB C＞を愛用している＠s2328yさん。
――生活において、スニーカーとどのようにかかわっていますか？
大阪府出身現都内住まいのアラサーITエンジニアです。
主に在宅ワークをしており平日はなかなか外出する機会はないのですが、休日にはお気に入りのスニーカーを履いて出掛けています。
――購入した理由やキッカケは？
数年前、白いスニーカーが欲しくて様々なブランドを見て探していましたが、あまりピンと来るものがなく悩んでいました。そんなある日、いつものように雑誌・POPEYEを読んでいると、クラブシーが目に留まったんです。
周りの友人はハイテクスニーカーを履いている中で、クラブシー独特のローテクで野暮ったい風貌に惹かれました。
――お気に入りのポイントは？
ローテクで野暮ったくてスタンダード。だからこそどんなスタイルにも合うし、他のアイテムの邪魔をしないところです。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは？
白が悪目立ちしないよう、トップスもしくはパンツに白を入れることです。
また、履いたあとはしっかり綺麗にすることを意識しています。シンプルだからこそ、綺麗に履かないと野暮ったさが前に出過ぎるのかな？ と思っています。
――kicksラバーになったキッカケは？
元々サッカーをしていたこともありスニーカーの歩きやすさや、デザインにはこだわりがありました。
様々なスニーカーを履いて、スニーカーを軸にファッションを考えることが好きでした。しかし、2〜3年前から今年の春くらいまでは思考が変わり、VANSのオーセンティック44DX＜AUTHENTIC 44DX＞を狂ったように履いてました。多い時は5足持ってたりして（笑）。
でもある日、写真に写っている自分の靴が変わり映えしないことに気づいて、やっぱりこのままじゃダメだと思いInstagramを始めました。今は、以前買った様々なスニーカーや、最近購入したスニーカーを合わせながらコーディネートをアップしています。
最近は自分の中でNew Balanceブームが来ており、月一でスニーカーを買っています。
――あなたにとってスニーカーとは？
お酒と同じですかね。ビールやワインなどそれぞれ特徴があってどれも良いけど、毎日同じじゃ少し飽きてしまう。
たまに挑戦したスニーカーを履いた時に案外しっくりきたり、ビールのような安心するスニーカーがあったり、と生活に欠かせないものになっています。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
その時代はまだ小さかったので記事や映像でしか見たことはないですが、カルチャーの上にファッションがあった時代なのかなと思います。最近のスニーカーは復刻やコラボなどで人気のものが多いので、令和の文化を創るスニーカーが新たに生まれてほしいですね。
あの頃の定番スニーカー・リーボック『クラブシー』とは
1985年にテニスシューズとして設計され、80年代のテニス界やカジュアルファッションを代表するスニーカーとなった、リーボックのアイコニックなモデル、CLUB C。Cは、Championの略。発売当初はクラブチャンピオンという呼び名で親しまれていました。高級天然皮革であるガーメントレザーで、フィット感も抜群。2020年には、発売35周年を記念して新作モデルが複数登場しました。
