【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】ナイキまとめ3選。エアフォース1、ダンク、コルテッツ
90年代のスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にお話を聞く人気企画【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】。これまで、SNSなどでオシャレな履きこなしを発信する多くの方々に登場していただきました。誰もが知る有名モデルを始め、注目度の高いスニーカーの数々が登場してきましたが、今回は『ナイキ(NIKE)』に注目。過去にこの企画で紹介された、ナイキのスニーカーを振り返ってみましょう。
(1)エアフォース1「どんなスタイリングにも合わせやすい」
エアフォース1<AIR FORCE 1>は、1982年に発売された「ナイキエア」を搭載した世界初のバスケットボールシューズ。スポーツにとどまらない汎用性の高さから、ファッションにおける悩みを解決してくれるシンプルかつスマートなシューズ。
エアフォース1を愛する@osakasneakerstyleさんのインタビュー記事は、2024年1月に公開されました。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
40代の会社員です。仕事では安全靴なので、休日にお気に入りのスニーカーを履くことが楽しみの一つになっております。
――購入した理由やキッカケは?
エアフォース1特有の豊富なカラーリングが気に入ったため、購入に至りました。
――お気に入りのポイントは?
どんなスタイリングにも合わせやすいところです。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
サイズやカラーリングのバランスにこだわっております。
――kicksラバーになったキッカケは?
中学生の頃の友達の影響。
――あなたにとってスニーカーとは?
趣味です。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
エアマックス95イエローグラデの印象が強いです。当時憧れていましたが、残念ながら買えませんでした。
あの頃の定番スニーカー・ナイキ『エアフォース1』とは
1982年に発売された、「ナイキエア」を搭載した世界初のバスケットボールシューズ。スポーツにとどまらない汎用性の高さから、ファッションにおける悩みを解決してくれるシンプルかつスマートなシューズ。ボリューム感がありながらもすっきりとしたデザインにより大人も履ける上品さが魅力です。
(2)ダンク「自分イチのカラーに出会える」
ダンク<DUNK>は、バスケットシューズとして1985年に登場。バッシュといえばホワイトカラーが当たり前だった時代に、カレッジバスケットボールチームのユニフォームに合わせた鮮やかな配色で華々しくデビュー。鮮烈なそのビジュアルと耐久性に優れたレザーアッパーは当時のスケーターの心もキャッチし、ストリートのアイコンとしても親しまれるようになりました。
ダンクを愛用する@tm___1994さんのインタビュー記事は、2022年12月に公開されました。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
2021年頃からスニーカー集めにハマり始めました。もともと服や靴は好きでよく買っていたのですが、今のように毎月何足も集めるようになるとは思っていなかったです。今ではどのスニーカーを履いてどんなコーディネートで出かけるかを考えるのが、毎週の楽しみになっています。
――購入した理由やキッカケは?
今でもそうですが、全身さまざまなブランド、特にハイブランドでコーディネートすることが多く、以前はルブタンやバレンシアガ、プラダなど、足元もハイブランドで固めてました。当時はナイキのスニーカーにはあまり興味が無かったので見向きもしていませんでしたが、ある日全身ガチガチのブランドで固めたコーディネートで常に居ることが自分の中で疲れてしまい、足元で少し抜け感を出したい。と思ってナイキを探し始めたのが始まりです。その時たまたまSNKRSでエアジョーダン1ハイのシャドウ2.0が購入でき、そこから徐々にスニーカーを集め始め、今にいたります。
――お気に入りのポイントは?
ダンクのお気に入りのポイントは、モデルによってさまざまなカラーや素材感があって服装に合わせやすく、ちょっとしたこだわりをコーディネートに取り入れられるところです。また、ローカットで作りがシンプルなので、脱ぎ履きしやすいところも気に入っています。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
スニーカーの色を洋服や小物で合わせたり、スニーカーの色を全体の挿し色にしたり、素材感をジャケットやパンツ等と合わせたりして全体をイメージすることを意識してます。
――kicksラバーになったキッカケは?
もともと収集癖がありハマったら突き進んでしまう性格なので、最初に出合ったスニーカー達が素晴らしかったのがキッカケです。特に初めて高いプレ値を出して購入したアンブッシュのダンクハイは、定価の倍以上の金額を出した初めてのスニーカーなので思い出深いです。今では定価の5倍以上でも気に入ったら買ってしまいますが、当時は全く考えられませんでした(笑)
――あなたにとってスニーカーとは?
自分を表現するものの大きな一つです。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
80〜90年代ファッションは自分は似合わないだろうと思って挑戦していないので、チャンスがあればチャレンジしてみたいと思います。
あの頃の定番スニーカー・ナイキ『ダンク』とは
バスケットシューズとして、1985年に登場。バッシュといえばホワイトカラーが当たり前だった時代に、カレッジバスケットボールチームのユニフォームに合わせた鮮やかな配色で華々しくデビュー。それにちなんで当時は“BE TRUE TO YOUR SCHOOL.(自分の学校に誇りを持て)”というキャッチコピーが掲げられました。鮮烈なそのビジュアルと耐久性に優れたレザーアッパーは当時のスケーターの心もキャッチし、ストリートのアイコンとしても親しまれるようになりました。
(3)コルテッツ「ホワイト×黒スウッシュの究極のシンプル」
コルテッツ<CORTEZ>は、1972年に発売されたナイキ初のシューズモデル。シンプルなデザインかつ、ブランドを象徴するロゴを大きくあしらったアイコニックな魅力を放ちます。ランニングシューズゆえに、軽量で優れたクッション性と機能性も両立。
コルテッツを愛用する@tomobenz045_kicksさんの記事は、2023年6月に公開されました。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
スニーカー、HIPHOP、レゲエが好きな41歳です。30年近くスニーカーを追いかけています。仕事柄、平日は安全靴しか履けません。仕事が終わって出かけるときか週末しかスニーカーを履けないので、週末なにを履こうか? と考えながら過ごしています。それも楽しみの一つです。
――購入した理由やキッカケは?
もともとエアフォースやバッシュを買うことのが多いのですが、90年代のウエストコーストファッションには欠かせないアイテムということで憧れもあり、ケンドリック・ラマーをはじめとしたHIPHOPアーティストがコルテッツを履いてるのを見て、いいなあと思っていました。ホワイトベースに黒スウッシュのシンプルなこのモデルを見て、購入しました。
――お気に入りのポイントは?
ホワイトベースがすごく好きで、シューレースも真っ白ではなくセイルな感じ。ソールに青が入っているのも気に入ってます。とにかく、シンプルなのが好きです。なんにでも合わせやすく、履き心地もいいですね。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
スニーカーとHIPHOPが好きなので、オーバーサイズのスタイルに合わせています。コルテッツもパンツに合わせて、マイサイズよりも大きめを履いてます。パンツとスニーカーのバランスにはこだわっています。
――kicksラバーになったキッカケは?
エアマックスブームの頃、小〜中学生でした。周りの大人が履いているのや雑誌を見てエアマックス95に憧れていましたが、買えるはずもなく……。エアマックス97(今は96Ⅱ)を買い、嬉しすぎてすぐ履きつぶしてしまったくらい履いてました。その後すぐに、NBAのアレン・アイバーソンが履いてるクエスチョンというスニーカーにハマり、HIPHOPアーティストの影響を受け、今にいたるという感じです。
――あなたにとってスニーカーとは?
無くてはならないもの。生活必需品で、特別な物でもないのかな? とは思います。スニーカーは、履いてなんぼ。もちろん特別な思い入れもあるにはありますが、いつかは壊れ劣化していく。その時々の必需品があればいいのかな? と思います。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
今の時代に、ジョーダンやコルテッツが当たり前のように出て、ファッションも90年代のブランドがいまだにあったりして。90年代後半から、ファッションに興味を持ってリアルに見てきたので、嬉しいですし取り入れやすい。30年以上の月日が流れても、僕らの世代や後の世代にも受け入れられるって、素晴らしいことだと思います。
あの頃の定番スニーカー・ナイキ『コルテッツ』とは
1972年に発売された、ナイキとしての初のシューズモデル。元陸上競技のコーチでもありナイキの創始者でもあるビル・バウワーマンによるデザインは、ブランドを象徴するロゴを大きくあしらったアイコニックな魅力。それでいて潔い、シンプルな魅力を放ちます。ランニングシューズゆえに、軽量で優れたクッション性と機能性も両立。現在はナイロンやレザーなど、さまざまな素材使いで展開されています。