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『カラー』『バブル』『ウォーター』……進化が止まらないランニングイベント!! オススメは?

2017.06.21

2007年に第1回東京マラソンが開催されたのを皮切りに、日本中でマラソンブームが過熱しました。今年2月に行われた第11回東京マラソンの応募者数は過去最高の321,459人(フルマラソンの部/東京マラソン財団発表)と、その勢いはいまだ衰えていません。
しかしその一方で、42km以上も続く道のりに「キツイ」「しんどい」「できっこない」という意見もちらほら。近年ではそんな方々に向けて、走る行為に“楽しい”という付加価値を付けた、新感覚のランニングが続々と登場しています。今回はその中から、ただロードを走るだけではない『〇〇ラン』をいくつかご紹介します。

大自然を爽快に駆け抜けるランニングイベント『トレラン』

『カラー』『バブル』『ウォーター』……進化が止まらないランニングイベント!! オススメは?

画像提供=阿蘇ラウンドトレイル事務局 撮影者=藤巻翔

山の中を数十キロも走るトレイルランニング、通称“トレラン”。ある意味、マラソン以上に過酷とも言えますが、トレランの魅力は大自然を楽しめること! 途中で歩いてもよし、立ち止まって写真を撮ってもよし。普段味わえない非日常的な空間を、爽快に駆け上がる楽しさがあります。

ちなみに、5月に熊本県で行われた『阿蘇ラウンドトレイル』では、以下のようなコースを走ります。

『カラー』『バブル』『ウォーター』……進化が止まらないランニングイベント!! オススメは?

画像提供=阿蘇ラウンドトレイル事務局 撮影者=藤巻翔

『カラー』『バブル』『ウォーター』……進化が止まらないランニングイベント!! オススメは?

画像提供=阿蘇ラウンドトレイル事務局 撮影者=小関伸平

大会に出るとなると敷居が高いですが、トレランは近くの低山でも可能。ランニング用のザック(ポーチでも可)、ウェア、補食などを用意し、登山感覚で楽しみましょう。近年では大手アウトドアブランド『SALOMON』が“シティトレイル”というランニングスタイルを提唱しており、坂、階段、歩道橋などを使って高低差を出す楽しみ方もあります。

<阿蘇ラウンドトレイル公式HP>

遊び感覚でハッピーな気分になるランニングイベント『カラーラン』

『カラー』『バブル』『ウォーター』……進化が止まらないランニングイベント!! オススメは?

カラーランは、2011年に米国で誕生した“色”を題材にしたランニング大会。『The Happiest 5k on the Planet』(地球上でもっともハッピーな5km)というコンセプトのもと、遊び感覚でランニングを楽しむことができます。

ルールはとてもシンプル。参加者は必ず白いTシャツを着てスタートし、4か所に設けられたカラーゾーンでカラーパウダーを全身に浴びてゴールを目指します。もちろん、マラソン大会のような順位やタイムは存在しません。そこにあるのは参加者の楽しそうな笑顔だけです。

公式ホームページによると今年度の日本開催は未定とのことですが、動画を観るだけでその楽しさが伝わってきます。

<カラーラン大会オフィシャルHP>

パーティームードで泡を浴びるランニングイベント『バブルラン』

バブルランとはその名の通り“泡”にまみれたランニング大会。上の動画を観ればわかる通り、若者、特に女性をターゲットとしたファンランです。米国で生まれたこのランイベントは2015年に日本で初開催され、全国で広がりを見せています。

参加者は大量の泡を浴びながらコースを進んでいきますが、メインは泡を浴びることなので、もはや「ランニングなのか?」と疑ってしまうレベル。DJが音楽で盛り上げたりと、終始パーティームードが漂います。2017年は新潟(7月)、宮城(8月)、大阪(8月)、東京(9月)、愛知(9月)で行われる予定です。

<バブルランオフィシャルHP>

びしょ濡れで夏を満喫するランニングイベント『ウォーターラン』

日本最大級のウォーターフェス『ウォーターラン』は、2万人の動員実績を誇り、今年も8月に横浜・八景島パラダイスで行われます。元々はタイの水掛け祭り『ソンクラーンフェスティバル』をテーマにしており、ファンランというよりは、大規模な“水遊び”という感覚のようです。

イベントでは様々なコンテンツが用意され、水鉄砲や水風船などを使って他の参加者を攻撃したり、豪華ゲストの生ライブを堪能することができます。大人から子どもまで、びしょ濡れになりながら夏を満喫できるランイベントです。

<ウォーターランオフィシャルHP>

その他にも『人間塩出し昆布マラソン大会』『富里スイカロードレース』など、変わったマラソン大会も全国に存在し、ランニングはますます多様化が進んでいます。「ランニングはキツくてストイックなもの」というイメージを捨て、気軽に〇〇ランを楽しんでみませんか?

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