【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】ほかでは体験できない唯一無二の一足・ヴァンズ『オーセンティック』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『オーセンティック』の魅力
今回話を聞いたのは、『ヴァンズ(VANS)』オーセンティック<AUTHENTIC>を愛用している@nakamura_lookbookさん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
20歳よりアパレル業界に携わり、自分の天職であると自負し今に至ります。福岡のミリタリーショップ「WAIPER」のYouTube、InstagramなどSNSにも携わりユーザーへ情報発信。スニーカーは今となっては生活の必需品。年間350日はスニーカーを履いて過ごしてます。
――購入した理由やキッカケは?
実はオーセン歴はまだ2年です。それまでは革靴メインでしたが、『AUTHENTIC “UPSIDE DOWN”』に出会い一目惚れ! そこからオーセンにドハマりしてコレクションを増やしてます。
――お気に入りのポイントは?
主張し過ぎずおとなし過ぎずの塩梅が最高です! ブランド背景も含めほかでは体験できない唯一無二の一足。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
ミリタリーファッションと相性抜群なので気軽に履いています。強いて言うのであればカラーコーデを意識して洋服との相性が良いカラーを選んでます。
――kicksラバーになったキッカケは?
『AUTHENTIC “UPSIDE DOWN”』。これが全ての始まりです。いつかWAIPER企画のオーセンティックを商品化することが自分の目標です!
――あなたにとってスニーカーとは?
リラックスのシンボル的な存在です。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
ストリートファッション全盛期の世代としては、サブカルチャーを背景に持つブランドが打ち出すスタイルに憧れを抱いていました。今でもその感情は変わらず、ファッションに携わるうえで基礎となるものを築いた時代だと思います。
プレ値がつくレアなスニーカーが目立っていましたが、本来は気軽に履きつぶせることがスニーカーのメリットだと考えてます。そういった意味でもやはりオーセンティックは最高の一足!
あの頃の定番スニーカー・ヴァンズ『オーセンティック』とは
1966年3月16日にアメリカのカリフォルニアにて創立された『ヴァンズ』の初期モデルとして誕生した『オーセンティック』。70年代に入ると西海岸のスケーターたちがこぞって履くようになります。現在では汎用性の高いシンプルなビジュアルで、スケーターに限らず全世界で愛されているモデルです。さまざまなカラー、柄、素材が楽しめるというファッション的要素はもちろん、バルカナイズ製法によってハンドメイドで丁寧に熱圧着されているため、丈夫さも申し分ないのも魅力です。