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モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

2019.10.21

『ランニングマガジン・クリール』主催のランニング×防災イベント<クリール・シューズトライアル2019>が、9月28日(土)に東京臨海広域防災公園(江東区)で開催されました。レースからトレーニング、トレイルまで、用途に応じたメーカー・ブランドの新シューズが勢ぞろいし、参加者が試し履きできるこのイベント。今回はランニングやキックボクシングなど、様々なスポーツシーンで活躍しているモデルの持永真実さんが体験レポート! 同イベントに出展した『サッカニー(Saucony)』のシューズを試し履きしてもらってその感想を伺うとともに、自身のランニングへの想いなども教えていただきました。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

持永真実
モデルとして活動する傍ら様々なスポーツに取り組んでいる。
ヘルシーなライフスタイルをSNSで発信するインフルエンサーとしても活動中。
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自由に履き比べができる恒例シューズイベント

<クリール・シューズトライアル2019>は、ベースボール・マガジン社が発行する雑誌『ランニングマガジン・クリール』が主催するイベントで2010年にスタート。アディダス、サッカニー、サロモン、ホカ オネオネ、ミズノ、メレルといった有名ランニングシューズのメーカー・ブランドが一堂に会するイベントとして、毎年開催されています。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

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そしてこのイベントがスペシャルなのは、参加者たちが最新シューズを自由に試し履きし、さらに東京臨海広域防災公園の広場でランニングができること! 実際のところショップでシューズを買うときにサイズ確認で履くことはできても走ることはできません。ただしランナーにとっては、走ってみて実際の履き心地をチェックしたいのが正直なところ……そんなランナーの願望を叶えてくれるイベントが<クリール・シューズトライアル>と言えるでしょう。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

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また、このイベントは“防災”もテーマのひとつです。イベントを通して、災害時に役立つ知識や、便利なアプリなどを紹介。 また、レクチャールームでは自らもトライアスロンやマラソンなどに取り組むドクターによる2つのワンポイントレッスン(『熱中症対策』『長距離移動のケガ対策』)の講義も開催しています。

モデル・持永真実さんがサッカニーの新作でランニング!

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

イベント当日は15のメーカー・ブランドが出展し、約200名のランナーが参加しました。快晴の防災公園には朝早くから続々と人が集まり、会場に到着するやいなや各メーカー・ブランドの最新シューズをチェック。そして興味のある1足を見つけたら試し履きし、そのままランニングコースへ! ランニングコースは大外周りで1.2km、中周りが750m、内周りが600m。ランナーたちはそれぞれのコースを自分のペースで周回しながらシューズの履き心地を確かめます。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

ここで<クリール・シューズトライアル>初体験の持永真実さんが登場! 今回はサッカニーのシューズでランニングして、その履き心地や機能性をレポートしてもらいます。

サッカニーのブースで展示されていたのは、<キンバラ10(KINVARA10)><タイプA9(TYPE A9)>という2つのモデル。<キンバラ10>は、サッカニーを代表する<キンバラ>の10回目のアップデートモデルです。昨年の<クリール・シューズトライアル2018>では<キンバラ9>が3部門(「今すぐ買うならこの1足」部門、「トータルインパクト」部門、「コストパフォーマンス」部門)で1位を獲得! アップデートするたびに話題を呼ぶ軽量トレーニングシューズの王様と称される1足は、このイベントでもランナーたちの注目を集めていました。

SAUCONY

サッカニー WMNS KINVARA 10 ウィメンズ キンバラ S10467-4 V.CORAL/BLUE

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また、<タイプ A9>はサッカニーのレーシングモデル<タイプ A>の9作目です。こちらはフルマラソン完走のその先のタイムを刻みたいランナーや、ハーフマラソンで自己ベストを狙うような中・上級者向けのレースモデル。国内では実店舗での販売が無くオンラインサイトでしか買えないため、今回は試し履きできる貴重な機会となりました。

SAUCONY

サッカニー WMNS TYPE A9 ウィメンズ タイプ エーナイン S19065-1 CITRON/PINK

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モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

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それぞれのシューズの履き心地を確かめながらランニングする持永さん。すっと伸びた背筋、軽快な足取り、そのスピード感からはランニング慣れしている様子が窺えます。

「シューズ選びに関しては、私も最初はどれも一緒だと思っていましたし、それこそ『見た目で決めればいいや』という感じでした。でも大会に参加するようになると『もっと速く走りたい』という気持ちが出てくるんですね。そこからシューズ選びの大切さを知って、いろいろなシューズを履き比べるようになりました。今はデザインよりも履き心地や走り出しやすさ、足の出やすさなど機能性を重視しています。今回履いた2足では、最初に履いたキンバラ10はクッション性があって走りながら浮く感覚がありました。2足目に履いたタイプA9の方が個人的には速く走れそう。シューズの選び方は少しずつ勉強できている気がします」

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

様々なシューズを履き比べながら、その機能性を一度に体験できるのはやはりこのイベントにおける一番のメリット! 実際のところ、出展している人たちも他のメーカーやブランドのシューズを試し履きするのを楽しみにしているという。ただそういったメリット以上に、何より快晴の公園内を、同じ趣味を持つランナーたちみんなで走る気持ち良さは爽快そのもの!

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

「このイベントは初めて参加しましたが、やっぱりシューズを選びに来るだけあって本格的なランナーの方たちが多い印象を受けました。こういうイベントがあることをまだ知らない人も多いかもしれませんが、みんなでワイワイしながら走って『あのシューズ良かったね!』って話せるような機会はなかなか無いですし、こういうところで繋がってできた仲間は、会社などの仲間とはまた違う良さがありますよね」

「私は“ご褒美”を付けて走るランニングが好きなんです」

ここで持永さんとランニングの出会いやその魅力、今後の目標などを聞きました。

──まず持永さんがランニングを始めたきっかけを教えてください。

友だちに誘われたのがきっかけですね。フルマラソンを走る枠があって、その友だちが「誰か走る人いないかな〜」って探していたんです。それで声を掛けてくれて本格的に走るようになりました。キックボクシングをやっていたので、体力あると思われたんでしょうね。それまでもキックボクシングのトレーニングで少しは走っていましたが、ホント気分転換ぐらい。当時はシューズの選び方もわからないし、お店でなんとなく買ったシューズで走ってました。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

──それ以降も何度かフルマラソンを走っているそうですね。

フルマラソンはこれまで大会には5回出ていて、あと1回は“ひとりフルマラソン”っていうのに挑戦したことがあるんですよ。それは文字通りひとりで42.195kmを走る! その当時はまだ埼玉にある実家に住んでいたんですが、埼玉は海が無いので見に行きたいなとふと思い立って。実家をスタートして、千葉までひとりで42.195km走りました。

──すごい思い立ちですね! もともと走るのは好きだったんですか?

もともとは小学生のときに、50m走を6秒台で走るぐらい短距離走が速かったんです。ただ喘息も持っていたので、部活で毎日走ると発作が出て嫌になっちゃうなと思って陸上部は諦めて、でも肺活量を鍛えようと思って吹奏楽部に入りました。ただ高校に上がるころには喘息が治って、もともとスポーツは好きだったので大人になってからいろいろやり始めたんです。

──大人になってからのスポーツで最初に始めたのがキックボクシングですか?

その前にヨガもやっていたんですが、そのときモデルたちの中でヨガやピラティスの一次ブームが来ていて。どこか差別化を図りたいっていう思いからキックボクシングを始めました。そこからマラソンを始めて、トライアスロンも始めてって感じですね。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

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──普段はどういったところを走ることが多いですか?

家の近くの大きな公園はよく走りますが、私は“ご褒美”を付けて走るランニングが好きなんです。例えば「走り終わったら銭湯が待ってる!」とか、「美味しいご飯屋さんに向かって走る!」とか。ちょっとした楽しみを持って走る方が続くので、何か目的を決めて走るのをよくやっています。

──やっぱり走るのに慣れていない人は、何かしら楽しみがないと続かないですよね。

そうですね。またひとりフルマラソンはやりたいし、ほかにも“変わり種ラン”をやりたいんですよ。今までも友だちと走るときは私がランのコースを考えていました。あるときは深夜1時に渋谷のスクランブル交差点からスタートして、そこから国会議事堂や東京タワーとか東京の名所を巡りながら写真を撮って、最後はゴールの築地で朝ごはんを食べて帰るっていうランを企画しました。ほかにもお花見ランや、海鮮丼を食べに行く江ノ島ランもしましたね。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

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──ランニング含め、今後の目標があれば教えてください。

何か新しいことに挑戦したいというよりは、今やっていることの質を上げたいっていう気持ちの方が強いですね。例えばフルマラソンなら今は3時間50分ぐらいで走るんですが、サブ3.5(3時間半)を目指すとか。そういうチャレンジをしていきたいです。

──ランニングをこれから始める人に何かアドバイスはありますか?

初心者の人にありがちなのは、最初から長く走ろうとしたり、速く走ろうとしたりすること。でもそれが一番続かない原因になると思います。最初はゆっくりで全然いいと思うし、頑張り過ぎずにやればいい。あとは好みのウェアやシューズを買ってテンションを上げるのもいいのかな。それに今日みたいなイベントに参加したり、レースに挑戦したりするのもおすすめです。

──改めて持永さんはランニングのどこに魅力を感じていますか?

やっぱりただ汗をかくのと走って汗を流すのは違いますし、例えば朝にランニングするとそのあとの時間が充実するんですね。身体の健康もそうですが、心の健康にもいい。そういう意味でも、ランニングだけじゃなくスポーツは続けていきたいなって思います。

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

サッカニーを代表する名作シューズのアップデートモデル

持永さんが試し履きしたサッカニーの2モデルの特徴と魅力を改めてご紹介します。

【キンバラ10<KINVARA 10>】
サッカニーの代表作<キンバラ>の10代目モデル。FORMFIT™は3層で形成されたプラットフォームで、1層目には柔らかくフレキシブルなソックライナー、2層目にはクッション性と反発力を併せ持つサッカニー独自のクッショニング素材・EVERUN、3層目には足の形にフィットするEVAミッドソールを搭載。<キンバラ>の代名詞であるクッション性、軽量、フィット感をさらに進化させた極上のランニングシューズに仕上がっています。

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【タイプA9<TYPE A9>】
中級者から上級者向けのレース用モデル<タイプ A>の9作目。軽量性と通気性は損なわずフィット感が抜群の3Dプリントが施されたアッパーと、軽量でありながら反発性のあるアウトソールがランナーのスピードをとことんサポートする1足です。普通のジョグではなく、インターバル走やペース走などスピードを意識したトレーニング用におすすめ。フルマラソンやハーフマラソンで自己ベストを狙いたいランナーの方はぜひ!

モデル・持永真実さんがサッカニーのシューズを履き比べ!<クリール・シューズトライアル2019>レポート

持永さんも言っていましたが、ランニングを始めるきっかけとしてまずはお気に入りのシューズをゲットするのはおすすめ! その意味でも今回のようなイベントは、ランニング上級者だけでなく初心者にとってもすごく楽しめるイベントだと感じました。身も心も健康になるランニング、ぜひあなたも今日から始めてみてください。

サッカニーをチェック

interview&text by ラスカル(NaNo.works)
photo by 山本春花