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パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

2021.08.23

スニーカーの数だけ物語がある。また、そのスニーカーを履く人のこだわりが加わると、さらに物語は奥行きあるものになります。

普段から多くのスニーカーに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのスニーカーを聞くと、思いがけないエピソードがこぼれてきました。珠玉のスニーカー、今回はフランス発のシューズブランド『パトリック(PATRICK)』のブロンクス<BRONX>です。

1970年代にデビュー、当時からオレンジのカラーリングが人気の定番モデルについて、カメイ・プロアクト株式会社でパトリックのPRを担当する金子さんが語ってくれました。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

パトリック マーケティング室PR
金子さん

70年代初登場、強烈なインパクトを与えたシューズ

――『ブロンクス』はどんなスニーカーですか?

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

1970年代にフランスで企画されデビューしたBRONX(ブロンクス)のカラーリングは、「オレンジ」という目新しく際立った登場を飾り、男性だけでなくファッションに敏感な女性にも支持されていました。著名人の方たちにも気に入っていただき、テレビコマーシャルや雑誌での露出機会が多くあったと聞いています。データが残っていないのが残念ですが、多くの方に愛され、インパクトの強いシューズだったということが分かります。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

現在では「オレンジ」の他にも「カーキ」が定番ですが、「カーキ」は日本の企画で1990年代に誕生。販売開始当初は「カーキ」も売り上げを伸ばしました。一時期は低迷期の時代もありましたが、根強いファンのおかげで存続危機を乗り越え、1999年~2000年頃再ブレークを果たしたモデルです。

特徴的なカラーリング、約40年愛され続ける「オレンジ」

――譲れないお気に入りのポイント、オススメしたいところを教えてください。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

やはりカラーリングがお気に入りです。40年余り長く愛され続ける「オレンジ」が重鎮感を醸し出しています。パトリックと言えば、「BRONXのオレンジ!」や「あのオレンジのシューズブランド!」と言ってくださる方が多く、長く販売を続けたからこそ、なくてはならないカラーへと成長したのだと思います。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

「カーキ」もオレンジが入っているので、ブロンクスのアイデンティティが残るカラーリングです。また、「オレンジ」と「カーキ」が定番ですが、スポットアイテムとして、ホワイト、イエローなど他の色や、柄物、レザー素材のブロンクスモデルも過去に登場しています。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

素材は少し粗めのメッシュを使用しているので、通気性は良く、これからの暑い時期にも相性が良いところもおススメです。

ブランドマネージャーが初めて履いたパトリックシューズ

――『ブロンクス』とのストーリーを教えてください。

ブランドマネージャーが初めて履いたパトリックシューズがブロンクスと聞いています。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

今でもたまに履いている姿を見ますが、いつ見てもやはりかっこいいです!(もちろん本人も)最近では街中でも若い女性が履いている姿を見かけますが、オレンジとカーキが足元を引き締めてくれているように見えます。

パトリック『ブロンクス』の物語【パトリック担当者がスニーカーを語る】

先日、薄いイエローのスカートにブルーのオーバーサイズのシャツを着て、そこにオレンジのブロンクスを合わせている方とすれ違いました。さわやかで見入ってしまうくらい素敵で、このような方たちがブロンクスを支えているのかと思うとより嬉しく感じます。これからも長く愛され続ける定番モデルとして、多くの方に履いてもらいたいです。

PATRICK

ブロンクス

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