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身体調律家・木村祐介さんに聞く正しい姿勢・歩き方!メーカー担当者オススメのウォーキングシューズ&選び方もご紹介

2020.07.20

ABC-MARTのオススメウォーキングシューズ<ニューバランス編>

ここからはメーカー担当者にインタビュー! ニューバランスがオススメするウォーキングシューズはヘヴィデューティなイメージの<MW880GC4(4E)>や、デイリーユースにもぴったりな汎用性の高い<MW880NS4(4E)>、<WW880PG4(2E)>。その機能性についてメーカー担当者の滝川様にお聞きしました。

New Balance

ニューバランス MW880GC4(4E) BLACK(C4)

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New Balance

ニューバランス MW880NS4(4E) NAVY(NS4)

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「ニューバランスのウォーキングシューズはブレない安定感を保ち、科学的なデータに基づいたテクノロジー「Walking strike path」という構造があります。具体的にはミッドソールの内側に切り込みを入れたり、歩行時の重心が切り込みのラインに沿って集まることで、重心移動がスムーズになるよう設計しています」

実際に履き、ミリ単位でソールの厚みを調整して肌触りの良いメッシュ素材の選定を行っているので、クッション性と安定感という相反する機能の共存が可能に。

そもそも1906年にボストンで「アーチサポートインソール」や偏平足などを直す矯正靴の製造メーカーとして誕生し、100年以上、人の足のことを考えフィット感を追求してきたニューバランス。

「社名の由来は、履いた人に“新しい(new)、バランス(blance)”感覚をもたらすことから。ウォーキングシューズにおいては、歩行動作に合わせてスポットごとに耐滑性や耐摩擦性、屈曲性それぞれの機能をソールに盛り込み、履いた瞬間の歩きやすさを重視しています」

――安心感のあるニューバランスのウォーキングシューズの中でも、初心者のシューズ選びのポイントと言えば?

「足入れのしやすさと、試し履きした際の足当たり、フィット感を意識して欲しいですね。また、歩いた時に靴の中でずれず、踵周りがフィットするシューズを選ぶことが、幾つになっても怪我をしにくく健康で元気に歩けることにつながります」

足囲(ウイズ)に合わせた展開があるので、妥協せずに試着を。

また、“歩く”ことに焦点を当てたシューズなので、ビジネスカジュアルが謳われる時代のシューズとしても、歩く距離が多いビジネスマンにもマッチしたシューズと言えそうです。

ニューバランスのウォーキングシューズをチェック

ABC-MARTのオススメウォーキングシューズ<アシックス編>

続いてはアシックス メーカー担当者の蔀(しとみ)様にインタビュー。アシックスがオススメするウォーキングシューズは衝撃緩衝材「GEL」を搭載した<GEL-WANDER>シリーズの<GEL-WANDER M 1291A029>、<GEL-WANDER W 1292A029>というABC-MART限定モデルをご紹介いただきました!

ASICS

アシックス 24H-28 GEL-WANDER M 1291A029 ABC-MART限定 001 ブラック

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ASICS

レディース アシックス 22H-25 GEL-WANDER W 1292A029 ABC-MART限定 001 ブラック

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長年、シューズの履き心地をより良くするために、足の形にこだわりを持って、測定・分析を続けてきたアシックス。それはサイズは同じでもバランスが変わるだけでフィット感が変化するから。これまで100万人にも及ぶ足形データをアシックススポーツ工学研究所という自社研究施設で徹底分析してきた蓄積があるそう。

「どんなに優れた機能を備えたシューズでも、履く人の足にフィットしていなければ、機能は発揮されないといっても過言ではありません。言い換えればあらゆるシューズの絶対条件はフィット性。このフィット性を大きく左右するものがシューズを作る上で重要となる靴型(ラスト)です」

日本人の足形の膨大なデータを持つアシックス。アッパーのパターンからソールに施された屈曲溝の位置など、一つ一つの設計全てに意味があり、心地よい歩行のために搭載しているのが衝撃緩衝材「GEL」です。

「GELは足にかかる衝撃を緩衝する軟質の素材です。歩行時、体重の約1.3倍かかると言われる足への負荷。地面に最初に接地する踵部分にGELを搭載することで、足への負担を軽減し、快適な歩行を実現してくれます」

――ウォーキングシューズの選び方のポイントは?

「シューズの中で足長と足囲を見て、まず指がしっかり伸び、つま先に1センチほど隙間が残るかチェック。そしてシューズの中で足が滑らないよう、踵やアーチがサポートされているモノを選びましょう。両足で立っている時には足とシューズに少し隙間があり、片足で立つとしっかりフィットし、土踏まずに沿ってサポートされている状態が理想です。足の甲の高い人は足自体の衝撃緩衝機能が低いので、クッション性の高いシューズが良いでしょう」

履き心地以外にデザイン面ではメンズ、ウィメンズともに3E相当のワイドモデルでありつつ、アッパーからつま先にかけて流れるようなスマートなデザインに仕上がっており、ウォーキング以外のビジネス・カジュアル・シーン、オン・オフどちらのニーズにも対応できるシューズです。

アシックスのウォーキングシューズをチェック

ウォーキングで効果を感じるには正しい歩き方と安定した歩行を助けるシューズが不可欠。三日坊主で終わらせず、この夏の健康づくりやストレス発散に役立つ、ぴったりのウォーキングシューズを見つけてみては。

text by 石角友香
photo by 木村祐介