【街に馴染むあの頃の定番スニーカー】くすんだ赤がハイセンスな映えコーデに・アディダス『キャンパス』
例えば、1990年代ごろの、その昔。僕たち私たちを魅了してやまなかった、あのブランドのあのモデルのスニーカー。カッコよくって光輝いていて、手に入れるために必死に頑張ったっけ。
……と、エモな思い出が蘇ってくる世代も、当時はまだ幼かった若者世代も。
あの頃のスニーカーには、どこか特別な意味がある。だから今もなお愛され、リバイバルするのだろう。
本特集では、そんなスニーカーを愛用している、“kicksラバー”にインタビュー。愛してやまない“あのモデル”について、たっぷりと話を聞きました。
あの頃の定番スニーカー・アディダス『キャンパス』の魅力
今回話を聞いたのは、『アディダス(adidas)』キャンパス<CAMPUS>を愛用している@shutter_____25さん。
――生活においてスニーカーとどのようにかかわっていますか?
普段は教育系の仕事をしていますが、服装はそこまで厳しくないので、ほぼ毎日スニーカーを履いています。
――購入した理由やキッカケは?
アメリカのドラマ『ストレンジャー・シングス』の影響で、80年代のファッションが好きになりました。トラックジャケットなどにも合うアクセントがあるスニーカーを探していて、このキャンパスに出合いました。
――お気に入りのポイントは?
ユーズドで買ったので、ソールが変色しているところ。むしろ履きつぶしている感があって好きです。真っ赤ではなく、くすんだ赤でスウェード生地なので何でも合います。
――履く際のコーディネートやスタイリングでこだわっていることは?
色物のスニーカーを履くときは、スニーカーが主役になるように、他はベーシックな色を合わせます。履いているからには見せたいので(笑)、丈が短めのパンツを履くことが多いです。
――kicksラバーになったキッカケは?
スニーカー自体は特にメーカーこだわりなくデザインで選んでいて、スウェットやニットと色を合わせて着ることが好きです。最近、ちょうどこのスニーカーの色違いを履いている方がいて、話しかけるきっかけになったのでよかったです(笑)
――あなたにとってスニーカーとは?
一番お金をかけているかもしれません。他はプチプラでも、靴とバッグはこだわりのあるものを身に着けると締まる気がします。
――90年代のファッションやスニーカーへの思いを教えてください
私が小学生のときに流行っていたユニクロのフリースが再び流行していて、時代はめぐるんだなということを強く感じます。流行に流されやすいタイプではありますが、上手に取り入れながら楽しみたいです。
あの頃の定番スニーカー・アディダス『キャンパス』とは
1983年にバスケットボールシューズとして登場した、アディダスのクラシックスニーカーを代表するモデル。スエード素材のアッパーと細身のシルエットが、スニーカーといえどもドレスライクな雰囲気を生み出してくれます。アディダスのアイコニックな3本ラインもほどよいスパイスに。80sモデルと通常版があり、ツウの間ではその違いなどが話題にのぼります。