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それぞれのシーンで活躍する女性が集うバスケコミュニティ「Goddess Basketball Club」のオンとオフに密着。 #03 FUKI

2025.04.03

会社員、バリスタ、モデル、パーソナルトレーナーにヘアメイクなど…年齢や職業も異なる人が集う女性限定のバスケットボールクラブ「Goddess Basketball Club」(Instagram)。“全国制覇”を掲げるようなストイックなチームではなく、それぞれのファッションスタイルで自由にバスケをプレーするコミュニティです。今回はその一員でもある二児の母であり、会社員のFUKIさんの一日に密着。オンとオフを全力で楽しむ姿を追いかけます。

それぞれのシーンで活躍する女性が集うバスケコミュニティ「Goddess Basketball Club」のオンとオフに密着。 #03 FUKI

FUKIさん
会社員であり、4才と2才の息子を育てる二児の母。小学4年生の頃からバスケをはじめ、高校で強豪校に推薦入試で入学。ガードとして腕を磨いた。
Instagram

公園遊びに最適な一足

それぞれのシーンで活躍する女性が集うバスケコミュニティ「Goddess Basketball Club」のオンとオフに密着。 #03 FUKI

――お子さん2人を迎えに行った流れで公園で遊ぶことも多いですか?

多いですね。2才と4才で2人とも外で遊ぶのが大好きなので、公園に来るとなかなか帰してくれないんです(笑)。でも毎回楽しそうにしているので、逆に元気をもらえる。

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――FUKIさんも長くバスケをしていたそうですが、お子さんもバスケに興味を持ってるんですか?

はい、長男はNBA選手のアンソニー・デイビスが好きで、ハロウィンにコスプレもしました(笑)。このまま大きくなってバスケやってくれたらなと思っています。

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「トレイル2650」というモデル名は、アメリカ西海岸にあるパシフィッククレストトレイルの2650マイルを踏破できるシューズとして命名。トレッキングほど硬いソールではなく、長い距離の平地を歩くためのトレイルシューズゆえ、日常使いにも最適な一足。

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――シューズの履き心地はいかがでしたか?

脱ぎ履きもしやすかったですし、すごく軽くて履き心地が良かったです。一緒に公園で遊んだりするとすぐに汚れちゃうので、水で洗い流しても中まで濡れないのも嬉しいですね。雨の日の送り迎えもこれなら平気そう!

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――GORE-TEXは防水性だけでなく、透湿性も優れているので暑くなるこれからの季節も蒸れることなく履けると思います。

それもありがたいですね。あとデザインもシンプルなので、どんな服装とも相性良さそうなところがお気に入りです。

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負けず嫌いからスタートしたバスケ

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――バスケを始めたきっかけは?

小さい頃は男の子に混ざって外で遊ぶのが好きで、とにかく負けん気が強い子でした。学校の徒競走だったり、マラソン大会で、絶対に1位じゃないと嫌だってくらい(笑)。小学校6年間のマラソン大会はずっと1番でした。それでサッカーなら男子と張り合えると思っていて、最初はサッカーがやりたかったんですけど、父親がバスケをやっていたこともあって、小学4年生からミニバスに参加し始めました。

――バスケはすぐに好きになったんですか?

私より先にお父さんがハマってしまって(笑)。元々父はバスケをしていたこともあって、毎日のようにドリブル練習したり、階段ダッシュしたり、コーチのような感じで、めちゃくちゃ厳しかったです。ミニバスの練習がないときも体育館や公園に行って1on1をやったり、シュート練習をしたりしていました。その甲斐もあって、ミニバスでも年上の男子よりも上手いって褒められたりするようになって、それが嬉しくてどんどんバスケが楽しくなってきました。

――中学はバスケの強豪校だったんですか?

ミニバスも中学校も全然強いチームではなかったです。でも中学の時に地区の選抜チームに選んでもらって、バスケの上手い人たちとプレーするのが初めてで、それがすごく楽しかったんです。県大会で優勝したチームや、ベスト8以上の学校の子らが選抜されていて、全国を目指している人とプレーすると刺激的でしたね。言葉を交わさなくても自分のやりたいことを理解してくれるというか、「そこ!」って場所に走り込んできてくれたり、それがすごく気持ち良かったんですよね。

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――高校でもバスケは続けたんですか?

はい、全国でも有数の強豪校から推薦をもらって進学しました。中学の選抜チームでの思い出もあったので、レベルが高いチームでバスケができると思ってすごくワクワクしていたんですが、高校時代に大きな挫折があって。

――何があったんですか?

強いチームでプレーすることに憧れはあったんですけど、伝統やしきたりみたいなものが苦手だってことに気づいたんです。強豪は勝利の方程式みたいなものがあって、それに苦しめられました。勝つための三箇条みたいなのがあって、「走れ」「セットプレー」「声を出せ」みたいな。誰にポイントを稼がせるか決まっているから、トリッキーなプレーは推奨されず。自分のスタイルと学校が掲げるバスケのスタイルにギャップを感じていました。かつ試合も出れないことが続き、まさに挫折でした。

――思い描いていた強豪校像とは大きくズレていたんですね。

そうですね。ドリブルで相手を抜き去るセンスを教えてもらうとか、瞬時の判断が上手くなるバスケIQを磨くみたいな教育があまりなかったので、私の肌には合わないなと思うようになって、バスケが楽しくなくなってきたんです。でもチームメイトのことは大好きだったので、練習は頑張ってました。

――チームメイトの支えがあったから三年間頑張れたと。

あと髪を切るにしても指定された床屋があって、私は生意気だったのでそこに行かず、美容院に通ってたんです。ショートヘアではあったんですけど、当時マッシュが流行っていたのでマッシュにしたらすごく怒られたりして(笑)。そういうのにすごく反発してましたね。でも全国大会に行けるのはすごく刺激的でした。私は東京が大好きだったので、東京で開催されるウインターカップは毎年楽しみにしてました(笑)。

――当時からおしゃれは好きだったんですか?

好きでした。私の理想は可愛いとバスケを両立したかったんです。でもバスケ部では可愛いはNG。それが理解できなかったんです。チャラチャラしたいわけじゃないし、バスケも上手くておしゃれだったら、もっとバスケに興味を持つ人も増えるだろうなって思ってました。

――それから大学でもバスケもされていたんですか?

はい、でもサークルでバスケするくらいで、友達と遊ぶことが多かったです。社会人になって、夫と出会うんですけど、夫もバスケ好きでそこからまた観たりするようになりました。

おしゃれとバスケが両立できる場所

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――「Goddess Basketball Club」に行くようになったきっかけは?

長男が生まれて6ヶ月目くらいのときに、駒沢の「スポーティコーヒー」に行ったら、PEKOちゃんが話し掛けてきてくれて。身体も落ち着いてきたタイミングだったので、「ゆるくバスケできるところを探してるんだよね」みたいなことを話したら、誘ってもらってそこから参加するようになりました。

――これまでストイックにバスケを続けてこられていましたが、「Goddess Basketball Club」でのバスケはどうでしたか?

こんなにおしゃれしながらバスケしていいんだって、もう衝撃でした。高校時代にモヤモヤしていた気持ちが一気に晴れるというか、「そうそうこれだよね、間違ってないよね」って感じ。バスケの上手い下手はどうでもよくて、スポーツを楽しむならやっぱり形から入るのも大事だよねって。

――「Goddess Basketball Club」はどういう場所ですか?

自己肯定感が上がるかも。スポーツもしたいし、おしゃれもしたいと思っていたから、それを全肯定してくれる場所です。バスケしてる時もそうだし、休憩中や終わってからご飯に行ってお話したりするのも楽しくて、リフレッシュできるところでもありますね。だから「絶対に来てください!」って言ってくれたPEKOちゃんに感謝です。

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――大人になってから新しい友達を作るのって難しいですもんね。

そうなんです。でも今は「Goddess Basketball Club」があるから平気! 仕事で疲れたり、家事や子育てをしててもここに来れば元気をもらえます。出産後に孤独感を感じていた時期があったんですけど、今はすごく充実してるなって感じるんです。

――またバスケが好きになってきましたか?

はい、好きですね。息子もバスケに興味を持ち出しているので、今の夢は息子がウインターカップに出場して、それを観に行くことです。

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edit by Shun Koda
photo by Shunsuke Kondo

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