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ファッション&ライフスタイル

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

2020.1.31
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「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

2020.01.31

今回は、アルバルク東京竹内譲次選手が登場。双子のお兄さんである宇都宮ブレックスの竹内公輔選手とともに学生時代から注目を浴び、2007年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)に入団、2016年にアルバルク東京に移籍しました。

207cmの長い手足と小さい顔、鍛え続けてきた体が、この日の全身黒コーデを引き立たせていて、すてき! 学生時代からずっと日本バスケ界の顔としてプレーし、長く日本代表も務めている譲次選手に、靴と服、子どものこと、バスケのことを聞いてきました。

バスケ選手は、みんなカッコよく見える?

――今日は全身黒のコーディネートです。体型の良さが際立っていて、かっこいいです! 

「いえいえ(笑)。今回取材の話を聞いて、これまでのみんなのページを見たんですが、パーカーが多いなって思って。(西村)文男はちょっと別だったけれど。僕は以前、彼と同じチームにいたので、ああいうファッションをする人だって分かっていて、自分も文男っぽく調子にのろうかなって考えたんだけど……」

――調子にのった譲次選手の私服も、見たいです。

「ABCマートさんだから、シューズメインのコーディネートがいいかなって思って、いつも着ている自分らしい服にしました。いろいろ考えたんだけど、結局、全身黒っていう攻めも何もない感じ(笑)。ちょっと調子にのった服なら、ジャケットとか着てきたと思います」

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

――今日は、コートも持ってきていただきました。わりとカチッとしたコートとスウェットのバランスが良い。譲次選手、本当におしゃれですね!

「いえいえ(笑)。僕の持論なんですけど、バスケ選手はでかいし、鍛えていてそこそこスタイルもいいから、置きにいったファッションをすれば、みんなカッコよく見える(笑)。ただ、チームメイトの正中(岳城)選手はそこからちょっと外したファッションをしていて、おしゃれです。モノトーンでコーディネートして、スニーカーだけ派手な色にしたり、ハンチング帽をかぶったり。バスケ選手って、キャップをかぶる人は多いけど、ハンチングをかぶれる人はなかなかいないでしょう? あと、正中選手はかなり鍛えられた体をしているんですよ。そこにタイトなパンツをはいて体のラインをきれいに見せたりする。おしゃれですね」

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子どもとは、お揃いのコーディネートをしたい(竹内譲次)

――今日の服は、どこで買ったのですか?

「パーカーは雑誌か何かで見て、いいなって思って覚えていたんです。新宿の伊勢丹に行ったら、たまたまバーバリーのポップアップが出ていて、このパーカーがあったので買いました。前からいいなって思っていたら買っちゃうでしょう? 

パーカーを買ったら、店員さんがTシャツとかもすごく勧めてきて(笑)。欲しいなって思っていたものが、偶然行った先にあるってうれしくて。僕はそういう運命的なことを信じるタイプなので、Tシャツもご縁かなと思って、パーカーと同じデザインのTシャツを黒・白と2枚買いました」

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――譲次選手を担当した店員さん、ラッキーでしたね(笑)。譲次選手は2人のお子さんのお父さんですが、お子さんが着るものにこだわりはありますか?

「僕はそんなにこだわりはなくて、子どもの服は妻が買っています。お兄ちゃん(長男・小学2年生)とはお揃いの服を着たいです。子どもとお揃いの服を着るって今しかできないことだから、2人でお揃いのTシャツを着て、お揃いのスニーカーを履いて出かけたりします」

小野龍猛選手、竹内譲次選手の靴も買う

――今日の靴は、アディダスのスーパースターです。もともとバッシュとしてデビューしたスーパースターを、譲次選手がプライベートで履いているのがいいです。

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「今日の靴は、服と合わせてきました。『アディダス(adidas)』のスニーカーはスウェット上下を着ていても、足元をおしゃれに見せてくれる。僕は、練習の行き帰りはラフな服装をしていることが多いのですが、練習終わりにごはんを食べることになっても大丈夫な靴というか……、きちんとおしゃれにしてくれる感じが、僕にとってありがたいです。スーパースター<SUPERSTAR>以外だと、スタンスミス<STAN SMITH>とナイトジョガー<NITEJOGGER>は普段からけっこう履きます。今日の靴下はABCマートで買いましたよ。内側にゴムが付いていてピタッと止まるから、靴の中で脱げなくて良いです」

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

――ありがとうございます! 譲次選手の足のサイズは31cmです。そこまで大きいと、日本ではなかなか買えないのでは?

「そうですね。海外に行ったときに買うことも多いです。一昨年のオーストラリア遠征の空き時間には、UGGのショートブーツを買いました。あと、この連載にも出ていた(千葉ジェッツの)小野(龍猛)選手に靴を買ってもらったこともあります。僕が海外のアプリの使い方がわからなくて、小野選手に『この靴、買っといて』ってお願いした(笑)」

――小野選手は、靴の箱まできちんと管理している“靴愛”の強い選手なので、譲次選手の靴もすごくきちんと対応してくれそうです(笑)。

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31cmと23cm、並ぶと本当に大きい靴!

――双子のお兄さん、宇都宮ブレックスの公輔選手とは、髪型や服装は意識してかぶらないようにしているのですか?

「髪型も服も、寄せたくないなというのはありますね(笑)。でも、意識しなくてもそんなにかぶることはないですよ。別に事前に聞かなくても、代表とかで会ってかぶっちゃったなーということはないです。髪型は美容師さんにお任せで切ってもらっていて、その美容師さんは安藤(誓哉)の髪も切ってますね」

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“強いアルバルク”のプレッシャーのなかで

――譲次選手が試合で履いているのは、アディダスのT-MACです。元NBA選手トレイシー・マグレディのシグネチャーモデルですが、このバッシュを選んでいる理由は?

「僕はバッシュに関しては、クッション性重視で選んでいます。これはかかとのクッション性がすごくいい。それに、ティーマックは好きな選手なんです。色は特にこだわりがなくて、何色でも履きます」

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

――アルバルク東京は2連覇をしている強いチームです。勝ったら『これが東京だ』と言われるし、負けても『でも東京だから次は勝つだろう』と思われる。そういうプレッシャーは、どうやってコントロールするのですか?

「プレッシャーはすごく感じているし、ルカ(パヴィチェヴィッチ)HCも『僕たちは負けていいゲームなんて一つもない』といつも言います。だからこそ一つのミスにすごく厳しい人で、1試合というよりも一つのプレーに対する思いが強くて、まったく気が抜けない。ただ、自分もチームもうまくいかないときはある。そういう辛いときに、一気に負のスパイラルを振り払うのは、つまるところ1日1日の練習だと思います」

――毎日こつこつやっていくって、実際にやろうとするとすごく大変です。うまくいかないとき、くじけそうになりませんか?

「そりゃあ、なりますよ。でも、くじけそうなメンタルになったときに次の日も落ち込んだままやるのか、気持ちを切り替えてもう一度やってみるかで結果は変わる。うまくいかなかったときの結果を見つめ直して、昨日の分を取り戻そう、もう一度新しいスタートを切ろう、こういう気持ちでやるようにしています」

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――試合中、たまにルカHCがめちゃくちゃ怒っているときがあります。ああいうとき、譲次選手はコートでどう思っているのですか? 

「コーチはチームのなかで一番勝ちたい人です。僕たちには、コーチが一番本気で勝ちたいって思っているのが伝わってくるので、それに応えたいと思う。ただ僕たちも人間なので、たとえば審判の判断に対する怒りの矛先がこちらにくるとイラッとすることはあります(笑)。コーチはPG出身なので、特に同じポジションの安藤はめちゃくちゃ怒られてる。僕が安藤を尊敬するのは、その怒りを全て受け止めているところですね(笑)」

――長く日本代表を務めている譲次選手に聞きたいのですが、そのフィールドで第一線であり続ける忍耐やモチベーションは、どんなふうに保っていますか? アルバルクでスタメンを目指して、Bリーグで優勝を目指して、代表入りを目指して、代表で勝利を目指す……日本代表にいると、超えなきゃいけないものは大きいし、次々に現れます。

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「何かを成し遂げようとするとき、一朝一夕にはいかない。結局は、1日1日の積み重ねが最終的な結果につながると思っていて、結果を追い求めすぎないようにしています。もちろん目標はあるんですが、達成できるかどうか分からないような大きな目標は、そんな簡単に成し遂げられるものじゃないでしょう? 成し遂げるまでのプロセスは、1日1日の過ごし方にかかってくるんだから、そのプロセスに重点を置くようにしています。こう考えるようになったのは、ルカHCになってからです。ルカは、やり続けること、準備することの大切さをいつも話してくれます」

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

©︎ALVARK TOKYO

プロバスケ選手の子育て事情

――譲次選手は、2人のお子さんのパパさんです。昨年は代表活動もあったので、家を空けることも多かったと思いますが、子どもたちとはどんなふうにコミュニケーションを取っていますか?

「遠征先から電話したりはします。僕は試合の前はぐっと集中するタイプなので、当日ではなく試合の前日に電話することが多いです。ワールドカップ中は長い期間、家にいなかったので何度か電話しました。話す内容は普通ですよ。『その日、学校で何があったの?』とか『宿題はやったの?』とか」

――あのワールドカップ期間中にそういう会話をしていたと思うと、ほっこりします。譲次選手は、お父さんなんだよなって。でも、子どもの運動会に譲次選手が来たら大きすぎてびっくりします。

「そうでしょうね(笑)。昨年の運動会は行きましたよ。少しビデオを撮って、あとは友だちとかママ友と一緒に見ていました」

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

――子どもたちは、お父さんがバスケ選手だと分かっていますか? 将来、プロ選手になりたいと言ったらどうしますか?

「僕が選手だというのは分かっています。長男はバスケが好きで、試合も見にきます。学校の昼休みもバスケをして遊んでいるみたい。プロになりたいなら、やりたいようにやりぃって言います。ただ、そんなに甘くはないから、簡単にはなれないと思うけれど。僕はずっとバスケをしてきたからアドバイスはしてあげられますが、それに聞く耳を持ってくれればいいかな……。これから思春期に入るし、すでに僕の言うことを聞かないです(笑)。たぶんね、僕のことを友だちだと思っています(笑)」

――譲次選手は、家事はしますか?

「手伝える範囲でしますよ。洗濯物とか……? 干すのとたたむのが苦手なので、洗濯機に入れてまわすとか」

――それを一般的には、ボタンを押すと言います(笑)。

「食器洗いは得意ですよ。あと子どもと一緒にゴミ捨てに行ったりします。お風呂は子どもたちと一緒に3人で入ります。後ろに僕がいて、まんなかにお兄ちゃんを挟んで、一番前に娘を座らせて入っていますね」

――譲次選手が大きすぎて、お湯が無くなりそうですね(笑)。

「アディダスは足元をおしゃれにする」アルバルク東京・竹内譲次選手<Bリーグ×ファッションの密な関係Vol.23>

コート:ディーゼル
トップス:バーバリー
パンツ:ジョンエリオット
シューズ:アディダス

アルバルク東京は、第16節終了時点で東地区2位。これからプレーオフに向けて、1位の宇都宮ブレックスとバチバチの首位争いが繰り広げられそうです。アルバルク東京はとても強度の高いバスケをするチームですが、特にゴール下の譲次選手と外国籍選手とのマッチアップは、実際に会場で見るとすごい迫力で圧倒されます。

会場で隣に座った人が同じ選手を応援していたときのうれしさとか、選手の感情や息づかいを間近に感じながら応援する楽しさは、生観戦ならでは。アルバルク東京のホームゲームは、クールな会場演出も見どころの一つです。ぜひ一度、試合会場に足を運んでみてください!

文:石川歩
写真:白松清之
写真協力:アルバルク東京

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