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サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

2024.01.07

普段から多くのシューズに触れている各メーカーの担当者に、お気に入りのシューズについて聞く “担当者がスニーカーを語る” シリーズは開始から約3年。これまで複数のメーカーさんより、数多くのシューズをご紹介いただきました。そこで、今までに登場したシューズの数々を、各メーカーごとにまとめてご紹介していきます。

今回は『サッカニー(SAUCONY)』の4モデル(ガイド 15エンドルフィンプロ 3シャドウ 6000シャドウ 6000 GTX)をご紹介。株式会社エービーシー・マートの三重野雄介さん、町田信也さんが、100年以上続くアメリカ最古のアスレチックブランドであるサッカニーの自信作について語ってくださいました。

(1)ガイド 15「クッション性・安定感・軽量性の絶妙なバランス」

ガイド15<GUIDE 15>の記事は2022年2月16日に公開されました。

――『ガイド 15』は、どんなスニーカーですか?

サッカニーのランニングシューズの中でも、定番モデルの一つとして長年多くの人の足元を支え続けた、安定性に長けたスタビリティシリーズのガイド<GUIDE>。その最新モデルであるガイド 15は、これまでの機能を大幅にアップデートさせた今シーズンお勧めのアイテムです。

柔軟性と軽量性を向上させ、更なる進化を遂げたクッション素材PWRRUNの厚さを踵部35mm、つま先部27mmに設定し、従来よりも+18%の厚みを持たせることで抜群のクッション性を実現し、+5%のエナジーリターン効率を向上させました。

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

進化したPWRRUNに加え、ガイドが誇るスタビリティ力(安定性)を支えるガイダンスフレーム(シャンク)に改良を施し、バランス良く空洞化する(HOLLOW-TECH SUPPORT)技術を駆使することで、機能性はそのままに5%の軽量化にも成功しました。

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

このように、機能面で大幅な磨きをかけた最新モデル、ガイド 15は過去最高のクッション性、安定性に加えて軽量性を誇る一押しモデルです。

絶妙なバランスが織りなすガイドの魅力

――譲れないお気に入りのポイントは?

実際に着用して走ってみたのですが、履き心地が良すぎてずっと走っていたいと思うほどでした。厚みが増したミッドソールのPWRRUNが生み出すクッション性と反発力、更にはガイダンスフレームが搭載されていることにより安定感にも優れていて、オーバープロネーションなどの怪我の予防にもなり安心感にも繋がっています。

一般的に、ガイダンスフレームが搭載されたモデルは少し重くなるのが当たり前だったのですが、そこもしっかり軽量化につなげているところもさすがだと感じました。また、今回新たに搭載されたPWRRUN+のソックライナー(中敷き)の柔らかさを足裏で直に感じることも出来て、実に気持ち良いです。

こうしたクッション性・安定感・軽量性の絶妙なバランスがガイド 15の最大の魅力です。特に、エントリーランナーやひざの負担を和らげたい方には最適なシューズだと思います。

皆さんが思う“RUN FOR GOOD”達成のために

――最後に『ガイド 15』のオススメポイントをお願いします。

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

最近ランニングを始める人が多い中で、何を履いたらい良いのか分からない……という意見を耳にすることが増えました。確かに、種類も選択肢も圧倒的に増えたことで、買いに来たけど、迷ってしまい結局買いそびれたなんてこともあるかと思います。そんな方々にこそ、ぜひこのガイド 15をお勧めしたいです。

心身の健康や体形維持、あるいは気持ち良いお風呂やサウナ、おいしいビールや食事などなど。走る理由は人それぞれだと思いますが、重要なことはいかにランニングを楽しめるかだと個人的には思います。サッカニーが掲げるテーマ『RUN FOR GOOD』を胸に、ガイド 15を履いて皆さんが思うそれぞれのRUN FOR GOODを体現して頂ければ幸いです。

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ガイド 16

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Saucony

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(2)エンドルフィンプロ 3「>シリーズ史上最高速度を体感できる1足」

エンドルフィン プロ3<ENDORPHIN PRO 3>の記事は2022年8月1日に公開されました。

――『エンドルフィン プロ3』は、どんなスニーカーですか?

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今回ご紹介したいシューズは、2020年に初代エンドルフィンが発売されてから今年で3年目、2022年8月に発売された3代目となるエンドルフィン プロ3です。

発売以来、多くのランナーから注目を集め、もはやサッカニーの代名詞とも呼ばれる存在となったエンドルフィンコレクション。前作のエンドルフィン プロ2と比べ、PWRRUN(パワーラン)PBフォームの厚みを4mm増やし、アウトソールの厚みを2mm薄くすることで、5%の軽量化に成功しました。

更に、フィット感と軽量性を追求した薄いシュータン、通気性抜群の単層のエンジニアードメッシュ、かかとをしっかりと固定するTRカウンターにより、長時間のレースでも安定した履き心地を実現。

アッパー構造は、レース本番を意識したつくりになっていて、かかとをしっかりと固定するTRカウンターにより、どんな長時間のレースでも安定した履き心地を実現。シュータンは、フィット感と軽さを追求した薄さ、アッパーのメッシュも、単層のエンジニアードメッシュにより通気性は抜群です。これらのアップデートにより、シリーズ史上最高速度を体感できる1足へと進化しました。

軽いのにクッション性が良い所がお気に入り

――お気に入りのポイントは?

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特にお勧めしたいポイントは、何と言っても軽いのにクッション性が良い所です!

更に、ミッドソールが足のサイドを包み込むような形になっていることで、履く人の足の形に合わせたフィット感を提供することができます。

マラソン大会で完走できるようトレーニング中!

――最後に『エンドルフィン プロ3』のオススメポイントをお願いします。

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

私事ですが、6月からサッカニーの新担当となり、まだまだ勉強中の身です。せっかくこのような、アメリカで最も古い歴史を持つランニングシューズブランドに携われるので、また走ってみようと決意しました。そしていつかは、マラソン大会で完走できるよう日々トレーニングして参ります!

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エンドルフィンプロ 3

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(3)シャドウ 6000「ハイスペックな機能性とデザイン性」

シャドウ 6000<SHADOW 6000>の記事は2021年10月4日に公開されました。

――『シャドウ 6000』は、どんなスニーカーですか?

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

今年40周年を迎えたジャズ<JAZZ>とともに、サッカニーのクラシックラニングシューズの双肩を担うシャドウ<SHADOW>。1985年のデビュー以来、様々な進化を遂げて誕生したアップデートモデルのシャドウ 6000<SHADOW 6000>は、今年で30周年を迎えます。

80年代初頭、ジャズにより確立したサッカニーの地位を確固たるものにしたのが、もう一つのアイコニックアイテムのシャドウでした。1985年に誕生したシャドウは、”1st is first. Second is nowhere”というスローガンもと、ジャズのクッションニングに加え、更なる安定性と耐久性を実現したハイパフォーマンストレーニングシューズとして人々の足元を支えました。当時としては珍しい反射材をヒールカウンターに備えたのも特徴のひとつです。

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

SHADOW 6000 NAVY/SILVER

その後もアップデートを重ね、ヒールカップを搭載し安定感を向上させたシャドウ 5000<SHADOW 5000>が誕生し、80年代はサッカニーにとって躍進の年となりました。そして、これまで採用してきたTPU製のヒールサポートからEVA製のクッショニング素材VIP SYSTEM(VIRTICAL IONIC PILLEARS)をミッドソールに採用することで、安定性に加え衝撃吸収性と履き心地を飛躍的に向上させたアップデートモデルが、1991年に誕生したシャドウ 6000です。ランニングシューズとしてのハイスペックな機能性と、当時のファッショニスタを唸らせたデザイン性を併せ持ったシャドウ 6000の人気は、瞬く間に広まっていきました。

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SHADOW 6000 GREY/SILVER

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

SHADOW 6000 GREY/BLUE

よりデザイン性の高い仕上がりと、レベルアップした機能性

――譲れないお気に入りのポイントは?

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

今回のシャドウ 6000から、アッパーのスエードをアップデートすることで、よりデザイン性の高い仕上がりになっているところがまず一つ。更に、サッカニーの最新ランニングシューズモデルの多くに採用されているクッショニング素材、PWRRUNを搭載することで、機能性が大幅にレベルアップしました。これが一番大きなポイントです。

サッカニー担当者がシューズを語る。まとめ4選(ガイド15、エンドルフィンプロ 3、シャドウ 6000、シャドウ 6000 GTX)

実際に私の周りにも履いている人も多いのですが、ほとんどの方がそのフィット感や履き心地の良さに驚いています。このデザイン性と機能性の両立こそがサッカニーのクラシックランニングスタイルの歴史の根底にあり、今日も基盤となっているのですよね。さすがは120年以上の歴史を誇る世界最古のアスレチックブランドです。

ファッションアイテムとしてのポテンシャルの高さが魅力

――最後に『シャドウ 6000』のおススメポイントをお願いします。

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BODEGAコラボレーションモデル

シャドウ 6000を語る上で欠かせないのが、名だたるビッグアカウントとのコラボレーションだと思います。現在に至るまで、BODEGAやEXTRA BUTTERなど、数多くの世界的ファッションアカウントとのコラボレーションモデルとして選ばれてきた背景からも、シャドウ 6000の世界的人気ぶりがうかがえます。ランニングシューズブランドとしての顔はもちろんですが、ファッションアイテムとしてのポテンシャルをもつ側面も、サッカニーの大きな強みなのです。

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EXTRA BUTTER コラボレーションモデル

ジャズの40周年同様、こちらも30周年という節目を迎えた今年、ジャズインスパイアードカラーのアニバーサリーモデルを中心に、様々なカラーバリエーションやコンセプトアイテムのラインアップが予定されています。今後ともシャドウ 6000の動向に注目頂ければと思います。

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(4)シャドウ 6000 GTX「アウトドアな一日や雨の日のマストアイテム」

シャドウ 6000 GTX<SHADOW 6000 GTX>の記事は2023年10月13日に公開されました。

――『シャドウ 6000 GTX』は、どんなスニーカーですか?

サッカニーの定番モデルから、ようやく防水仕様のシューズが登場しました。
従来のシャドウ 6000と変わらないクッション性と機能性を持ちながら、新たにGORE-TEXを搭載した防水モデルです。撥水加工を施したスエード素材を使用しており、アウトドアをイメージしたブラウン、グリーン、ブラックのカラー展開になっています。

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雨の日用のお洒落シューズにも

――お気に入りのポイントは?

防水素材のGORE-TEXを搭載しているため、雨の日にでも履けるのが嬉しいですね。
ちょうど雨の日用のお洒落なシューズが欲しかったので楽しみにしています。カラーリングも合わせやすい3色なのが良いですし、個人的にはブラウンを推しています!

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長年の時を経て実現した一足

――『シャドウ 6000 GTX』とのストーリーを教えてください。

実はこのモデル、前任のサッカニー担当者である三重野氏が、何年も前から本国・アメリカにリクエストしていたものなんです。それがようやく実現されたのは、私としても嬉しかったですね。

私も普段からシャドウ 6000を愛用しており、履き心地の良さから、数あるシューズコレクションの中でもお気に入りの一足。特に一日中店舗に立つ際、足が疲れにくいのでよく履いています。
そんなシャドウ 6000のGORE-TEX搭載モデルは、アウトドアな一日や雨の日のマストアイテムになること間違いなしです。

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シャドウ 6000 ゴアテックス

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